
きっちょむさんは馬をひいて、山へたきぎを取りに行きました。
その日は思いのほかたくさんたきぎが取れましたので、きっちょむさんはほくほくしながら、それをみんな馬の背中へつみあげました。そこで、やせ馬は地面をはいずるようなかっこうで、よたよたと山を下って行きました。途中まで来て、ようやくそれに気がついたきっちょむさんは『これはわたしが悪かった。こんなにたくさん荷をつけて、さぞ重かったろう。だがもう安心しろよ。わたしが手伝って、しょって行って、やるからな。』と言って、馬を背中からたきぎを二把ばかりおろしてやり、それをうんとこしょと自分でしょいました。そうして、きっちょむさんはすまして、そのまま自分も馬にまたがり、あせをかきかき山を下って行きました。
摘自《日语会话从入门到精通》
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日本语文摘
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